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高橋一生【岸辺露伴役】

岸辺露伴という人間を演じさせていただいてから、3年目に入りました。
劇場版や映画版と銘打たない今作においても、岸辺露伴を演じ続けさせていただけていることは、僕の人生にとって非常に特異な出来事です。

今はパリの現場でこの情報解禁コメントを書いています。
周りにはドラマの第一期から岸辺露伴を作ってきた素晴らしい日本のチームが居ます。そこに日本の映画チーム、加えてここ数日は極めてプロフェッショナルで真摯な、これまで第一期二期三期を共に作ってきたかと錯覚する様なフランス現地のチームが合流し、唯一の作品が出来上がっていくのを目の当たりにしています。

第一期の撮影時、演出の一貴さんと、あくまで夢の話として『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の話をしていました。
いつか実際に、パリで撮影が出来たら、と。
そして今、パリ市街の石畳の上、露伴として立っている自分に違和感を覚えていないのは、間違いなく、卓越したスタッフワークに支えられているからだと思います。異国においてもこれまでと何も変わらずに露伴で居られる事を、心から感謝しています。

今撮影しているフランスパートだけではなく、既に撮影を終えている日本パートも作品全体の重要な部分を担っています。
ジョジョの全作品においても大事な要素である血脈、受け継がれるもの、過去、が今作においても語られます。
それらと向き合うことは、今自分が存在していることに繋がります。
時間は誰にとっても優しくも残酷にもなりますが、例外なく今作の露伴にも、その存在を問いかけてきます。

今作は実写ドラマである『岸辺露伴は動かない』シリーズと地続きであり、シリーズ九話目とも言える物語になります。これ迄ドラマシリーズを観てくださった方はもちろん、独立した一つの作品としても、これまでの露伴の足跡をご存知ない方にも楽しんで頂ける映画作品になっていると思います。

劇場に足を運んでくださる皆さんにおかれましては、非常にユニーク(奇妙、特異、唯一)なこの作品を楽しんで頂ければと思っています。

PROFILE

1980年12月9日生まれ、東京都出身。映画、ドラマ、舞台など幅広く活躍。映画『嘘を愛する女』『空飛ぶタイヤ』『億男』(18)で第31回日刊スポーツ映画大賞助演男優賞、舞台「天保十二年のシェイクスピア」(20)で第45回菊田一夫演劇賞、NODA・MAP「フェイクスピア」(21)で第29回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞。近年の主な出演作に『ロマンスドール』(20)、『スパイの妻』(20)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(21)、『シン・ウルトラマン』(22/声の出演)、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17/NHK)、「雪国 -SNOW COUNTRY-」(22/BSプレミアム)、「岸辺露伴は動かない」(20-22/NHK)、「6秒間の軌跡 ~花火師・望月星太郎の憂鬱」(23/EX)、舞台「2020」(22)など。 NODA・MAP第26回公演「兎、波を走る」(6~7月東京、8月大阪・博多)への出演を控えている。

飯豊まりえ【泉京香役】

「岸辺露伴は動かない」第三期ドラマは放送終了したばかりですが…
実は映画の撮影も密かに進行していました!
今期ドラマのラスト、私の台詞にもありましたが
露伴先生が遂にルーヴルへ!
私も担当編集として、パリに行けることになりました!
今回も引き続き、素敵ないつものチームに支えていただきながら新しいスタッフさんにも加わって頂き、
より一層心強く、素晴らしい環境のもと、
お芝居をさせていただけていることを
心から感謝しています!
フランスの現地スタッフさん達との撮影では
言葉の壁を越えて、大きな規模の作品作りが出来ている幸せを噛み締めていました。
忘れられない経験になりそうです。
ここまで長く皆さんに楽しみにしていただける作品に、また新しいエピソードが加わることを
とても嬉しく思っています!
露伴先生と京香が、遠く離れたルーヴル美術館に隠された謎と、過去に向き合います!
是非これまで通り、楽しんで頂けたらと思っています!

PROFILE

1998年1月5日生まれ、千葉県出身。2012年の女優デビュー後、数多くのドラマ・映画に出演。『Oggi』専属モデル、『MORE』レギュラーモデルとしても活躍中。近年の主な出演作に『いなくなれ、群青』(19)、『シライサン』(20)、『くれなずめ』(21)、「君と世界が終わる日に」(21-22/日本テレビ)、「恋なんて、本気でやってどうするの?」(22/フジテレビ系)、「ちむどんどん」(22/NHK)、「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」(22/日本テレビ系)、『夏へのトンネル、さよならの出口』(22/声の出演)、「岸辺露伴は動かない」(20-22/NHK)などがある。

木村文乃【奈々瀬役】

「岸辺露伴」チームには初めての参加になりますが、これまでシリーズを作り上げてきた皆さんのチームワークにはとても余裕があって、ひとつひとつのシーンを総合芸術として作り上げる!という熱い思いがとても伝わる現場でした。
原作がありそして国内外に熱烈なファンの方々がいる物語なのでプレッシャーも大きかったですが、そんな最高のスタッフキャストの皆さんに支えて頂き、お芝居の方法も役柄も世界観も、これまでの経験とは全く違うアプローチの挑戦が叶ったように思います。そして、自分が出演した以外の撮影もどのようにされていたのか、完成を心待ちにされている方々と同じ気持ちで映画を観ることを、楽しみにしています!

PROFILE

1987年10月19日生まれ、東京都出身。『アダン』(06)のヒロイン役としてキャリアをスタートさせ、同年の『風のダドゥ』(06)では主演を務める。以降も数多くのドラマ、映画に出演。近年の主な出演作に『居眠り磐音』(19)、『ザ・ファブル』シリーズ(19、21)、「麒麟がくる」(20/NHK)、『BLUE/ブルー』(21)、 『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』(21)、『七人の秘書 THE MOVIE』(22)、『LOVE LIFE』(22)などがある

長尾謙杜【青年期/岸辺露伴役】

お話を頂いた時は驚きが大きかったです。
原作はもちろん高橋一生さんが演じるドラマ版も視聴者として楽しませて頂いてましたのでこの世界に自分が入ることができ、とても嬉しく思います。

原作に登場する露伴先生の過去の一コマ一コマを頼りにたくさん想像して監督の渡辺さんともお話ししながら作っていきました。
素敵なスタッフの皆様にもたくさん支えていただき楽しく撮影させていただきました。

最後に、シンプルに言います。
是非劇場に足を運んでください!
この素晴らしい世界を楽しんでいただけたらと思います。

PROFILE

2002年8月15日生まれ、大阪府出身。ジャニーズ事務所所属のグループ「なにわ男子」のメンバー。「俺のスカート、どこ行った?」(19/NTV)出演以降、様々な映画やドラマに出演。主な出演作に「メンズ校」(20/TX)、「となりのチカラ」(22/EX)、『HOMESTAY(ホームステイ)』(22)、「パパとムスメの7日間」(22/TBS)などがある。

安藤政信【辰巳隆之介役】

人気シリーズ企画の
岸辺露伴作品に参加が出来てとても
嬉しく思います
Parisでの撮影が楽しみでしかたありません
必ず皆さんに最高の状態で作品を
届けられると確信しています
岸辺世界の僕を楽しみに待っていて下さい

PROFILE

1975年5月19日生まれ、神奈川県出身。北野武監督『キッズ・リターン』(96)でデビューし、第20回日本アカデミー賞新人賞、第34回ゴールデン・アロー賞映画新人賞、キネマ旬報新人賞 第11回高崎映画祭最優秀新人賞を受賞。以降、映画を中心に写真家としても活動。近年の主な出演作に『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(21)、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(21)、「ボイスⅡ 110緊急指令室」(21/NTV)、『千夜、一夜』(22)、『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』(22)などがある。

美波【エマ・野口役】

子供の頃、兄の漫画を盗み読みしては一人で怖がっていた、荒木飛呂彦氏の世界。
イメージが夢に出てきては、飛び起きていた。
時が経ち、近所の本屋さんで見つけた「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」。恐る恐る手に取り、ページをめくった。
摩訶不思議な物語に吸い込まれ、虜となった。
細部までが芸術的に感じられ、自分が大人になった事を確認できた瞬間でもあった。
今、私はこの物語の一人を演じている。未だに信じられない。衣装も、セットも、正に露伴ワールド。
高橋さん、飯豊さん、渡辺監督、そして現場スタッフさんたちの信頼関係の築き上げを肌で感じ、
幸せな撮影日々を過ごした。本当に楽しかった。
漫画とは一味違う、美しく、妖しいお話が、皆さんの眼に届く日を心待ちにしています。

PROFILE

1986年9月22日生まれ、東京都出身。『バトル・ロワイアル』(00)でデビュー以降、映画、ドラマ、舞台へと活躍の場を広げる。現在は国内外の様々な映像作品に出演。近年の主な出演作に『ばるぼら』(20)、『MINAMATA―ミナマタ―』(21)、『風よあらしよ』(22/NHK)、『First Love 初恋』(22/Netflix)などがある。